温水薪ストーブと床暖房パネルの接続方法を解説します。

温水タンクの構造

温水タンクには正面左側に3つ、正面右側に1つのソケットがついています。

↑この画像は試作品で、ソケットの位置は少し変わります

このソケットには1/2という規格のネジが適合します。

使わないソケットにはプラグを差し込んで蓋をしてください。プラグにはシールテープを巻いてください。

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また、今後何かしら配管をする場合はただのプラグよりも「バルブ」を接続しておくと便利です。

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配管に必要なもの

床暖房配管には架橋ポリエチレン管の呼び径13ミリのものを使用します。


架橋ポリはちなみに耐熱95度だそうで、沸騰させない限り高温に耐えれます。

この架橋ポリエチレン管は触ったこともない人がほとんどだと思います。

結構な強度があるがゆえ、扱いにくさがあります。

また、直角に曲げたり分岐したり、ネジ配管と繋いだりするのには特殊な「継手」が必要になります。

「アレスフィット」「エスロカチット」と呼ばれるものが代表的です。

【架橋ポリ⇄1/2ネジ (オス)】

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【架橋ポリ⇄1/2ネジ (メス)】

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【架橋ポリ⇄架橋ポリ】

【直角エルボ】

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【分岐チーズ】

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この継手が結構高価だし、しかも失敗からのやり直しがきかないやつで、、、

何度か失敗すると思います。僕も何度もやらかしています(笑)

みなさんはぜひお気をつけください。

架橋ポリエチレン管のカットには塩ビ用のハサミを使用します。こんなやつです。

DeniMan 塩ビ管カッターワンタッチ式 42mm VC-42

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だいたい水道配管やったことある人なら持っているはずなので借りてみてください。

 

次に、ポンプを紹介します。

たまに、「ポンプは往きと戻りの2つが必要ですよね?」という質問がありますがそんなことはないです、1つで十分です。

また、高低差がない限りパワーはそんなに必要がないです、小さいものでOK。

僕が頻繁に使用しているものはこちらの耐熱ポンプ(消費電力15W)です。

これはDCポンプなのでアダプターが必要です。

このポンプの配管が結構厄介でして、僕はかなり失敗しました。

そんな失敗のない配管方法ものちにお伝えします。

あ、こんなちゃちいものではなくもっと頑丈で性能のいいポンプをお求めの方はこちらも検討してみてください。



 

床暖房へ配管

さて、では実際に配管方法を説明していきます。

と言っても各々いろんなパターンがありますので、全ての人に対応した説明は出来ませんし、1事例として僕の配管を紹介します。ご参考までに。

僕の場合は3口あるうちの真ん中はプラグで閉じています。

そして下が「往き」配管でバルブとポンプを接続していて、上が「戻り」配管となっています。

「戻り」の配管はいたってシンプルです。

ポイントとなるのは「往き」の配管。

ポンプは「自給式」ではなく「押し出し式(=省エネ)」というものを採用していますがこれ、空気が少しでも噛むとうまく稼働してくれません。

そして空気はなぜか結構な頻度で入り込んじゃうんですよ。一度空気が入ると、配管によっては抜くのが大変です。

もし空気が入り込んでも勝手に抜けるようにポンプは上に向かって配管するべきなのです。

いいですか、大事なことなのでもう一度。

ポンプは上に向かう配管の途中に設置するべきなのです。

だからこういう複雑な見た目になっております。

出口からいきなり上に上げてもいいのですが、見た目のバランスを考えて僕は一度エルボで下げてから上げています。

このへんの理論を動画で解説していますのでよかったらご覧ください。

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