ecoばかクリエイションのモーリーです。
このたびは弊社の薪ストーブをご購入いただきありがとうございます。
ご使用の手引きをこの記事にまとめたいと思います。
付属品
付属品は以下の通りです。
・箱①煙突接続部+ボルト3本
・箱②脚4本+アジャスターボルト4本
・ロストル2つ
・灰受け皿
・薪ガード
・バッフルプレート
・扉①(ガラスなし)
・扉②(ガラスあり)
・蓋
・タンク
組み立て方
組み立て方は動画解説をご覧ください。
箱に入っている付属品以外は最初から組み上がっています。
ただし重要なのはバッフルプレートの位置です。これがずれた状態で届く可能性が高いです。
正しい位置は「煙突側に押し当てる」場所です。
これにより二次燃焼効果が発揮され、熱効率が高まります。
煙突の配管について
対応する煙突の径は120mmです。
ホームセンターにも置いてある普及型の煙突です。
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120mmの二重煙突は高価なのですが、150mmの二重煙突はノザキ産業さんが安く販売されています。
120→150に変換する場合はこのアダプタを使用すると確実です。
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このアダプタがこのストーブの根元部分に接続できますか?という質問がありました。
今後この部品を取り寄せてから試してみたいと思います。
試着しました、適合しました。
また、DIYで煙突を設置される場合は僕の動画をご参考にしてみてください。
タンクの水を満たしましょう
まず、質問に多いのが「(タンクを)空焚きして大丈夫か?」というものですが
空焚きはタンクが傷んでしまう可能性がありますのでできるだけ避けるようにしてください!
できるだけ満タンで、摺り切りタプタプの状態がベストです。
また、タンク水を循環させている限り沸騰することはありませんが、循環させずに留めておくと沸騰し、部屋中に水蒸気が満ちてしまいます(=カビの原因)。
もし、まだ循環経路が完成していない場合でもタンクに水を満たした状態で火を焚いてください。
沸騰するごとにお湯を取り出し(この場合ソケットに蛇口を取り付けてください)、冷水を満たしてください。
手間がかかりますがそうすることで空焚きも沸騰も避けることが可能です。
我が家は温水タンクが高温になったら湯たんぽ用にお湯を取り出しています。
また、タンクが放熱しないように断熱処理してあげるとより床への送熱が可能になります。
こちらの動画をご参考ください。
使用したもの
空気の流れを知ろう
さて、煙突とタンクの準備ができればいよいよ着火です。
このストーブには4箇所の吸気口があります。
まず、気をつけてほしいのはガラスシールドのエアカーテン吸気口は開けっぱなしにすべし、ということです。
ここを閉じると煤がガラスに付着してしまいます。
空気を絞りたい時は一次空気、三次空気を先に絞るようにしていただき、それでももっと絞りたい時だけエアカーテン吸気口を絞ってください。
また、一次空気、三次空気は絞れるデザインになっていますが二次燃焼、三次燃焼を実現するためには「どこも絞らない」が正解です。
じゃあどうやって空気を絞るのか。ダンパーを取り付けてください。