バイオガストイレとは?

どうも、モーリーです。普段コンポストトイレを製作・販売していますがこのたびバイオガストイレを輸入・販売することにしました。

バイオガストイレはコンポストトイレと同様、排泄物を肥料化できるうえになんと燃料としてガスも取り出すことができてしまいます。もう一度言います。排泄物から肥料と可燃性ガスを取り出せるのがバイオガストイレです。取り出したガスはコンロにつないでガス調理ができたり、発電機に繋ぐと電気も起こせます。排泄物が肥料にもなり、エネルギーにもなる。こんな夢のようなトイレ、面白くないですか?

構造的には全然難しいことはなく、し尿を閉じ込めた発酵槽から発生するメタンガスを回収するというシンプルなものです。

メタン菌を豊富に含む牛の糞などをスターターとして投入して、そこに人糞や生ゴミなどの有機物を投入すると嫌気性発酵によりメタンガスが発生するという仕組み。

 

バイオガストイレで有名なのはイスラエルの企業が製作するhome biogasですが、今回は本家本元のhome biogasではなく、類似品であるturtle biogas(タートルバイオガス)を中国から10個お試しで輸入します。理由はこっちの方がちょっぴり安いからです。

 

通常、バイオガスシステムは生ゴミ処理に使用されることが多いです。もちろん、タートルバイオガスのシステムは生ゴミ処理に特化してご使用いただくことも可能です。

ただ、私としてはこれをバイオガストイレとして普及させたい気持ちがあります。なぜなら、うんちしっこを下水や浄化槽に流す(=河川放流)なんて非常にもったいないからです。

人間にとっては水に流してしまいたい不要物でも自然界ではお宝のようなもの。まだまだ利用できるものなのです。バイオガスシステムをトイレと組み合わせることで排泄物から燃料ガスを取り出してエネルギー自給率が高まったり、肥料も得られて食料自給率も高まります。自給生活の基盤となり得るシステムなのです。

住居での使用はもちろんですがキャンプ場用のトイレ、フェスやイベント用のトイレ、農家さんの畑用トイレなどにもバッチリ使用できるかと思います。

 

今回この専用の便器もセットで仕入れます。

みなさま、バイオガスの仕組みもさることながらなんですが、このトイレですよ、この便器が素晴らしいんです。

これは排泄をしたあと手動のポンプでし尿を圧送するのですが、圧で送るゆえ、なんと高低差いらずなのです。通常、トイレと便槽には高低差が必要なため便槽は地下に埋めることが多いと思うんです。

ところがこの便器を使えばなんと、便槽=バイオガスタンクを地下に埋めるなんてことが不要になるのです。システムが目に見えるところにある、だからメンテナンスもしやすいしガスの溜まり具合もハッキリわかる。

目に見える、手で触れられるって大事だと思うんです。

また、このシステムには2口コンロもセットで含まれます。

日々の調理が全てこのバイオガスで賄えたらと思うと夢がありますよね。

また、基本セットには以下の画像のように、圧力調整弁や硫化水素固着フィルターも含まれます。

今回は仕入れることはできなかったのですが、発生したバイオガスを利用できるデバイスがこんなにも用意されています。

ガス給湯器と炊飯器めっちゃよさげですよね。冷蔵庫はちょっと何言ってるかよくわからないですね。今後、当サイトで取扱点数を増やしていく予定です。

 

さて、今回は2000リットルタイプを仕入れました。これが一番小さいサイズでしたがさらに大型のタンクも用意されています。

今回はタンク+便器+2口コンロの3点セットを10セットを注文してみました。

3セットほど導入先が決まっているので、残りの7セット分、購入希望者を募集します。

例によって(ほぼ)原価でお分けしますが、共同購入と言う形ですのでアフターケアや返金措置などはありません。付属品が足りないなどの「話が違うじゃないか」ってところはきっとあると思いますが、それも含めてリスクを受け入れるのが共同購入ってことでよろしくお願いいたします。

商品価格の原価が1セットあたりだいたい7万円です。

これに、税関係やら国内輸送費やらで1つあたり10万円程度になるでしょうか。

さらに私の倉庫から発送するにあたっての発送手数料10000円(外注)と送料5000円、さらに消費税1万円で合計12万5000円〜13万5000円程度と見ておいていただけたらと思います。個人で輸入するよりは断然安いと思います。

応募フォーム

さて、共同購入のリスクを踏まえた上で購入を希望される方は以下のフォームに必要事項をご記入ください。

募集は締め切りました。正式販売をお待ちください。