どうも、モーリーです。
タイトルのような質問を受けることが結構多いです。
結論としては、不凍液を使った方がいいです!
やはり普通の水道水を使用すると床下のチューブ内で凍結し、最悪の場合管が破裂してしまう恐れがあります。
なのでそういった破損を避けるためには不凍液を使った方がいいという結論になります。
ただし、不凍液はポリエチレン グリコールやプロピレングリコールを含んでおり、
過剰な熱によりアルデヒド、アセトアルデヒド、一酸化炭素、ホルムアルデヒドなどの有害ガスを放出してしまいます。
なので室内で不凍液を加温する場合は絶対に不凍液を蒸発させないことが重要です。エチレングリコールの蒸発温度は120度〜となっていますので、通常の床暖房の仕様の範囲であれば蒸発することは滅多にないことかと思いますが極端にチューブが短かったりすると温度がぐんぐん上昇してしまいます。
この動画では床下チューブが50mほどしかなく、液体温度80度、床温度60度まで上昇してしまいました。
不凍液を使用する場合は床下チューブは最低でも100mは必要です。
温度が上昇しすぎないよう、細心の注意を払いながら運用する必要があります。
まあ次の動画の床暖房の場合(チューブ100m)はどれだけ焚いても液体の温度は45度くらいがマックスだったので、恐るるに足らず、と言った感じですが。
上で紹介した2つの動画はどちらも弊社の温水薪ストーブを使用しています。
ちなみに僕は不凍液派ではなく水道水派です。
もし数日間不在にするとして凍結の可能性が出た場合でも、モーターポンプを回して常に床下チューブの水を循環させておけばある程度凍結のリスクは回避できると思っています。
ポンプは15Wくらいの電力消費なので大した電気代にはなりません。
もう、冬の間はつけっぱなしでもよさそうですね。
ということで不凍液を使う場合は温度上昇に気をつけること。
そして水道水を使う場合はポンプはつけっぱなしにすること。
ぜひ、ご参考ください。