説明
RELIFEをご覧いただきありがとうございます。この商品の仕様と使い方を詳しく解説します。説明書等は付属しませんのでご注意ください。また、ご質問等ありましたら直接メールにてご連絡ください。 yusuke_m10@yahoo.co.jp
プロの大工さんが一つ一つ丁寧に制作しています
能登の大工さんが、時間をかけてひとつひとつ制作しています。細部まで非常にクオリティ高く仕上げていただいています。木の香りが漂い、リラックス効果も。見た目もおしゃれなので日々のトイレが楽しくなりますよ。
一度にたくさん作れないため、在庫を切らすことがあります。余裕をもって、ご入用の1ヶ月ほど前からご注文いただけると確実に納品が可能です。
サイズと重量
サイズは左図のようになります(参考値です)。
- 高さ56cm(箱52cm/便座4cm)
- 幅47cm(箱40cm/ラチェット7cm)
- 奥行62cm
また、重量は約30kgほどです。かなり重いので受け取り時ご注意下さい。
防カビ塗装
これまでは無塗装仕上げで「ご自身で塗装をしてください」という感じでした。しかし、制作を依頼している大工さんのご厚意で、なんと、防カビ塗装してくれることに!!(しかも、お値段は据え置きです!!)
コンポスト内部は蒸気が溜まりやすく、カビが生えることがあります。ウレタン塗料を塗装するとかなり改善します。結果として商品の耐久性も上がります。とても重要なアップデートです。
また、あとからご自身で換気ファンを取り付けるとさらに効果的です。換気ファンにダクトを接続して屋外に出すと臭気も気にならなくなります。https://amzn.to/3eQ92gB
通気性の確保
トイレ箱の背面に通気のためのスリットを入れました(2021年6月出荷分より)。
内部に湿気が溜まらないようにするための仕様変更です。
最高品質に変えました
これまでは「いかにお安く提供できるか」を第一に考え、その目標の値段に合わせて安い素材で製作してきました。しかし、より長く使っていただくことの方が重要と考えを改め、高品質な素材に変更いたしました。(お値段もこれまでの9万円から10万円と変更させていただきました)
無節のスギ材で本体箱を製作、そして便座は竹製のものを採用いたしました。
中間板部分
ぱっちん金具
大小セパレーター
撹拌コンポストと尿タンク
ラチェットレンチ
スチールパイプ
トイレの構造
トイレ本体(木工部分)は箱(土台)/中間板/便座の3つの部分で制作しています。使用する材はその時入荷できたもので制作するので毎回変わります。便座は既製品(https://amzn.to/2Jm86Dw)を使用しています。箱と中間板はぱっちん金具で接続しています。
中間板には溝が彫ってあってそこに大小セパレート便器がはまります。そこで大便と小便が分離されて大便は撹拌コンポストに、小便は尿タンクに入ります。
撹拌コンポストにはラチェットレンチが接続できるようになっています。さらにラチェットレンチにスポッと接続できるスチールパイプ(約85cm)が付属します。これにより、トイレに座りながら中身を撹拌できるようになっています。
ぐらつき防止
確実に尿タンクに入るように
後ろに壁がある場所推奨
底板がありません
その他の注意事項など
基材
この製品の使用開始にあたり、撹拌コンポスト内部に基材を入れてください。基材にはホームセンター等で安価に入手可能な「腐葉土」をオススメしています。そこに米ぬかや、微生物資材などを加えて発酵力を高めます。僕はミミズを捕まえて入れたりもしています。腐葉土そのものにも微生物が豊富に住んでいるため、僕は微生物資材は入れずに使用しています。
基材とうんこが混ざって、匂いが消え分解発酵が進みます。
熟成
基材がいっぱいになったら中身を取り出します。正確には、いっぱいになる前に取り出さないと大変です。というのが水分過多でネチョネチョ状態だと乾燥した時にカチコチになってしまって肥料として使用しづらいです。ある程度余裕を見て交換してください。熟成には1〜3ヶ月ほどの放置期間が必要です。
保温
4度以下では微生物の活動はほぼ停止してしまいます。なので、冬はどうしても基材が「飽和」してしまう頻度が高くなります。頻度が増えるだけで特に問題はありませんが交換は大変な作業なのでできれば交換頻度は増やしたくないもの。そこで保温や加温が必要になってきます。この解決策については僕自身もまだ研究中です。
付属するものしないもの
撹拌時のぐらつき防止のために45mm角材が付属します。また、便座の後方ストッパーは付属しませんので後方に壁がある空間での使用が望ましいです。ストッパー取り付けをご希望の場合は備考欄にその旨をご記入ください。また、底板は付属しませんのでご注意ください。底板ご希望の場合は備考欄にその旨をご記入ください。
参考にしていただきたいyoutube動画
なんとなくイメージがつかめない方へ
コンポストトイレRELIFEのイメージが掴めるかと思います。こちらの動画には初期のバージョンのものが映っています。
温度管理を攻略しよう
コンポストトイレは微生物の働きによってうんちを分解します。その微生物は気温が10度以下になると大幅に活動を縮小し、4度以下ではほぼ働かなくなってしまいます。
冬場の運用にはぜひ電気毛布をご使用ください。こちらの実験では真冬の北陸で40度をキープできました。
コンポスト2〜3台体制がオススメ
コンポストを複数台持っていると、中身を掻き出す必要がありません。コンポストの中でそのまま発酵させればいいのです。発酵したものを再度基材として使用できるので、順繰りに入れ替えればうんちたっぷり含んだ基材をひっくり返すという重労働から解放されます。
※動画はかなり初期の頃に作ったものなので編集が下手くそですみません。特にBGMがうるさいですね、ほんとごめんなさい。
コミュニティにぜひご参加ください
このRELIFEやDIYキットでコンポストトイレを使用している方のコミュニティを作って交流の場を設けています。使用上の困りごとや工夫自慢、近況報告などなんでもいいので投稿していただけたらと思います。
コンポストトイレRELIFE購入者の交流グループ
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